高橋南北さんは「雑念忘念」という心の状態について話しています。彼自身も最近、頭の中が雑念と忘念で支配されて、本来やるべきことが手につかなくなってしまったそうです。雑念忘念とは、頭の中の思考が取り留めのない方向に行ってしまう状態のことで、決定をしなければならないけれども決められない、伝えなければならないけれども伝えられていない、完成しなければならないけれども完成できないなど、まだ途中経過の物事が頭の中に取り残されている状態を指します。この雑念忘念には前向きなものと後ろ向きなものがあり、後者は私たちの精神と運命に悪影響を与えると言います。
高橋さんは、この雑念忘念を解消するために、まずは未完了の物事を完成させることが重要だと主張しています。未だに放置している銀行の手続きやコンビニの支払いなど、一つ一つの未完了事項をしっかりと片付けていくことが必要です。また、伝えなければならないことはしっかりと伝え、作業途中の物事は完成させる環境を整えることも大切です。雑念や忘念のほとんどは外的なものであり、私たちがそれを整える必要があると言います。
しかし、中には私たちの力では変えることのできない環境も存在するため、それらについては名分化して受け入れる必要があります。自分の力ではどうしようもない環境を明文化し、未来の自分に任せるということが重要です。これらの取り組みにより、雑念忘念は軽減され、未だ乗り越えられない壁も1年後の成長した自分が乗り越えられるかもしれないと言います。
高橋さんは、雑念忘念に悩んでいる自身の経験やその克服方法について話しています。彼の言うように、物事をしっかりと整理し、未完了のものを完成させること、そしてできない環境に対しては名分化し、未来の
00:06 雑念忘念を消す方法について
00:28 頭の中が雑念と忘念で支配されて
00:49 雑念忘念を手をつけていかなければ次に進めない
01:32 未完了の物事の考えが雑念忘念
06:26 心のもやもやと悪い感情に対する解決策
07:52 変えられない環境への名分化の重要性
09:41 自分の力で変えられる環境と乗り越えられない環境
10:43 自信や希望の力
12:01 雑念忘念を消す方法
モーニング南北
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