産休を取った経験もありますし、職場で同僚が産休に入った経験もあります。どちらの立場も経験して思うのは、職場は仕事をする場所であり、職場での人間関係は、友達ではなく「共に働く仲間」であると言う事です。産休も病休も、個人の都合です。おめでたい事でも、逆に悲しい事でも、言ってしまえば、業務には関係ない。欠員が生じる期間の対応をどうするか、が会社や職場のチームが一緒に取り組む責任の範囲で、お祝いはまた別の次元の、任意の範囲の厚意や思いやりの部分になると思います。
職場の雰囲気にもよりますが、本来であれば、お祝いもクッキーも必要無い。でも、人として、仲間として、暖かく受け入れよう、と思うのは素晴らしいですが、それも個人の自由だと思いました。実際に給料は増えないのに仕事だけ増えたスタッフが大変な思いをしているのも見ていますし、それに対して「迷惑では無い」とは言えません。負担を増やして申し訳ない、と言う休む側の気持ちもわかります。
結局、産休クッキーに対しては、「配慮が無い」と言う意見に賛成です。そもそも個人都合の休みのために職場で必要では無い事を敢えてした、と言う意識があれば、同じクッキーでも「産休」とわざわざ記さなかっただろうと思います。配慮の問題よりも、公私混同の問題かなと思いました。長々と失礼しました。