#296 子供用の演劇台本を書くときのイメージ精神年齢について

毎年バリエーション豊かなプリキュアが公開されるたびに思うのですが、大人になってから見るプリキュアは、そりゃ次回はどんなプリキュアになるんだろう、と期待させてくれたほうが嬉しいです。が、本来のターゲット対象視聴年齢の子たちにとっては、どの年の公開作品であっても、それが生まれて初めてのプリキュアなんです。その、初めて出会うプリキュアの出来にばらつきが大きいのは、ある年代の人はプリキュア大好きだけど、特定の年代にはプリキュアがトラウマ（そういう作品もありました）ということも起こります。 プリキュアや仮面ライダーは、大人の消費者に何かを期待しすぎるのではなく、たとえマンネリ化してでも、対象年代に合わせた安定感ある定番の物語を提供して欲しいと思っています。 初代プリキュアとスイートプリキュアでは、とにかく主人公たちが喧嘩をする場面で子供たちを傷つけるので問題を感じました。今年のわんだふるプリキュアも、先週までの話で暗雲たちこめていたので、今後の評価の変化に注目しているところです。

しちみさん、 ちょうどプロデューサーと同じような話をしていました！やる側はあれこれやろうとするけど、見る側が初めてならそれを大切にするべきだよねと。