太陽系の天体には
惑星、小惑星、衛星、太陽系外縁天体(準惑星)、彗星がある。
・惑星
太陽を中心として丸い軌道を描く8個の天体
☆地球型惑星→水星、金星、地球、火星
固体の表面を持ち(主に岩石)半径は小さいが密度が大きい
水星....大気が殆どないため天体が衝突した跡(クレーター)がそのまま多く残っている
金星....二酸化炭素の分厚い大気があるため温室効果で表面の温度は460℃。雲が太陽光を反射するので夜空で明るく見える。
地球....液体の水(海)がある。大きさの割には大きい衛星(月)を持つ。
火星....大気が薄く荒れ果てた大地。かつては液体の水があった痕跡がある。
☆木星型惑星→木星、土星、天王星、海王星氷とガスで覆われていて半径が大きくて密度が小さい。
木星....太陽系最大の惑星で太陽と同じ組成、水素とヘリウムが99%以上。実は木星にもリングがある。
土星....惑星の中で一番密度が小さくガスがメインで比重が1以下。水に浮くほど軽い。
天王星....メタンの大気を持つため青白く見える。自転軸が90°傾き太陽側の半面はずっと昼間で裏面は夜。
海王星....天王星と同じくメタンのために青く見える。
・衛星
惑星の周りを公転している天体
・小惑星
ガスや塵を放出しない小天体。ほぼ火星と木星の軌道の間(メインベルト)に集まっている。イトカワなど。
・太陽系外縁天体(準惑星)
海王星よりも外側を公転している天体。冥王星も含まれる。
・彗星(ほうき星)
太陽系の外縁部オールトの雲という場所から太陽に向かって落ちてくる氷と塵でできた小天体。太陽に近づくと氷が気化し尾が長く伸びる。