8月7日、甲子園が開幕しました。開業100年の甲子園はいつの時代も選手たちを包んでくれる場所でした。
#甲子園 #高校野球
開会式では、智弁和歌山の主将、辻旭陽(あさひ)外野手が堂々と選手宣誓を行いました。彼は、イチロー氏の金言「努力したとしても報われるとは限らない。しかし努力しなければ報われることはない」を引用し、球児たちの熱い思いを伝えました。
選手宣誓の全文は次の通りです。
「僕たちには、夢があります。ここ甲子園で、日本一になることです。100年前、この地に甲子園球場が誕生し、それ以来、全国の球児は、ここでプレーすることを夢見てきました。多くの偉大なプレーヤーたちも、その思いは同じでした。青春の全てをかけて、ユニホームを真っ黒にしながら、汗もぬぐわず、ひたむきに白球を追いかける先輩たちの姿は、見る人たちを感動させ、いつしか、ここ甲子園は聖地と呼ばれるようになりました。あれから、ちょうど100年経った今、僕たちはここに立っています。僕たちには、夢があります。この先の100年も、ここ甲子園球場が、聖地であり続けること。そして、僕たち球児の、憧れの地であり続けることです。この言葉に励まされ、僕はここに立つことができました。そして、これからもこの言葉を胸に、最後まで戦い抜いていきます。この聖地で思う存分プレーできることに感謝を忘れず、僕たちのプレーが多くの人々に、希望と、勇気と、感動を与えられることを願って、全力でプレーすることを誓います。」