因果仮説による呪縛と逆因果仮説による放解/ほうかい(19分)
2024/9/23 収録-限定公開から一般公開へ
・歴史は、原因と展開過程と結果の連鎖と認識されてきた
・歴史とは、現在と過去ととの対話である、とE.Hカーに学んだ
・衝撃の仮説「未来は過去に影響する」、量子力学の逆因果仮説が物理学者と哲学者が検証に入ったことを知った
・ライフヒストリーデザイン曼荼羅の描き方が過去・現在・未来から、未来・現在・過去へと転換した
・未来からデザインすることをオススメしてきたときのあるエピソード
・因果の流れに沿ってデザインする「苦しさ」、逆因果仮説、未来から現在・過去に向かうデザインは「救い」となる可能性、元学生/恩妹の一言
・渡辺真知子の「迷い道」の歌詞「現在・過去・未来」(1977)のフレーズの印象
・マインドフルネス/瞑想の今ここ現在の呼吸を観る日々
・順因果か逆因果かの二項対立ではなく、対立を超える道
・順因果と逆因果の結節点は今ここ現在であること
・因果による呪縛を受け入れつつ、逆因果による放解の可能性/Question
・母から頂いた最後の言葉は「ありがとう」だった(2023.9.18投稿〜2024.9.18再掲)
・それはわたくしという対象への「ありがとう」ではなかったことは事実
・母の「ありがとう」という言葉には、これまで出会いつれあってきた方々への言葉だったのではないか、との気づき(2024.9.23朝)
・今、わたくしが「ありがとう」という言葉を捧げるとしたら、これまでつれあってきたつれあい・恩倅(おんさい=息子)と恩娘(おんにゃん=娘)、「あなあきの木」の根元でつれあってきてくださった方々へ「ありがとう」と、心の中で言う
・そして、今、これを収録・限定公開・配信をする
・この放送の解題を書いている
【注】放解/ほうかいは、解放とほぼ同義
出典は以下のとおり。
https://furigana.info/w/%E6%94%BE%E8%A7%A3
単身去てその跡を隠すこともあらんには、世間の人も始めてその誠の在るところを知りてその清操に服し、旧政府放解の始末も真に氏の功名に帰すると同時に……
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 / 福沢諭吉(著)
み宴を開くの風を生じ(元来飲酒会宴の事は下士に多くして、上士は都て質朴なりき)、殊に徳川の末年、諸侯の妻子を放解して国邑に帰えすの令を出したるとき……
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
*写真は、自由学園のあなあきの木(2018.9.19撮影)