効果的な対処法をいくつかご紹介します。
おねだりの種類を見極める
まず、おねだりの内容をよく聞いてみましょう。
* 本当に必要なものか? (例:壊れた学用品の買い替え)
* 誕生日やクリスマスが近いか? (例:大きなプレゼント)
* 単なる「あれもこれも欲しい」なのか? (例:スーパーで目についたお菓子やオモチャ)
これによって、対応の仕方が変わってきます。
すぐに「ダメ」と言わない
頭ごなしに「ダメ!」と否定すると、お子さんは聞く耳を持たなくなってしまいます。まずは、お子さんの気持ちを受け止める姿勢を見せましょう。
* 「〇〇が欲しいんだね。」
* 「かわいいね、これ。」
共感を示すことで、お子さんも落ち着いて話を聞いてくれるようになります。
我が家のルールを作る
おねだりに対して一貫した対応をするために、家族のルールを決めましょう。
* 「誕生日やクリスマス、お年玉で買おうね」:特別なお祝いの時だけ、高価なものや本当に欲しいものを手に入れる機会と教える。
* 「お菓子は週に〇回まで」:食料品売り場での衝動買いを防ぐために、お菓子を買う日や量を決める。
* 「〇〇が欲しいなら、お手伝いを頑張ろうか」:お手伝いや家事を手伝うことで、対価として欲しいものを手に入れる機会を設ける。
ルールは、お子さんと一緒に話し合って決めるのも良い方法です。自分たちで決めたルールなら、守りやすくなります。
代替案を提示する
すぐに購入できない場合や必要ないと感じる場合は、代替案を提示してみましょう。
* 「今すぐには買えないけど、また今度お店に見に行こうか。」
* 「これと似たようなもの、お家にあるかな?それで遊んでみようか。」
* 「自分で作ってみるのも楽しいかもよ?」
金銭感覚を教える
7歳と5歳であれば、少しずつお金の価値を教える良い機会です。
* お小遣い制の導入:お手伝いや良い行いに対して少額のお小遣いを渡し、欲しいものを自分で買う経験をさせる。自分で貯めて買う喜びを教えることができます。
* 物の大切さを教える:物を大切に使うことや、簡単に物が手に入らないことを伝える。
上手に「待つ」を教える
すぐに手に入らないものがあることを教えるのも大切なことです。
* カレンダーに印をつける:誕生日やイベントまで「あと〇日」と印をつけ、その日まで待つ練習をする。
* 「欲しいものリスト」を作る:欲しいものを書き出すリストを作り、本当に必要なものか、時間をかけて考える機会を与える。
最終的には、親の判断で
上記を試しても、お子さんが納得しないこともあるでしょう。最終的には、親として「これは必要ない」「今は買えない」と判断する場面も出てきます。その際は、感情的にならず、毅然とした態度で伝えましょう。
お子さんの成長段階に合わせて、これらの方法を柔軟に試してみてくださいね。
#子育て #勉強法 #おねだり #子供のおねだり #ルール