今回非常に興味深いテーマで、書き起こしたので、メモしておきます。
休めない理由
1. ドーパミン優位の行動特性
行動や達成によって快感(ドーパミン)を得る傾向が強い人は、何もしない状態を「報酬がない」と認識し、落ち着かなくなる。特に「やることがある安心感」を求めるタイプは、受け身の休息に焦りや無価値感を覚えやすい。
2. セルフ・エフィカシー(自己効力感)と活動の同一化
「動いている自分=自分らしさ」と感じていると、休んでいる状態に違和感を覚える。自己効力感が高い人は、問題解決や前進を常に求めるため、何もしていない時間に居心地の悪さを感じる。これも中村さんに強く当てはまるという。
3. 刺激過多による退屈耐性の低下
SNSや情報の多い環境に慣れると、静かな時間が不安や退屈に感じられやすくなる。ただしこの点にはあまり自分は当てはまらないと語っている。
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これらを受けて、「動くことで得る快楽=ドーパミン的幸福感」が今の自分にとって大きく、セロトニン(心身の健康)やオキシトシン(人とのつながり)は既にある程度満たされていると分析している。