【ショパン:マズルカ Op.6-2 嬰ハ短調】
ショパンのマズルカは、彼の故郷ポーランドの民族舞踊であるマズルカを芸術音楽の域に高めた作品群です。
なかでも初期に書かれたOp.6-2 嬰ハ短調のマズルカは、短いながらもショパンならではの詩情と神秘性が凝縮された一曲と言えるでしょう。
この曲が持つ内省的な美しさと、ショパンが描いたであろう心の機微、故郷を想う気持ちを、音の一つ一つに込めることを意識して演奏しました。短いながらも奥深いショパンの世界を、このマズルカから感じ取っていただければ幸いです。
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