00:00
-00:00

#77 転職5回の男が語る「運命を自分で創る」Yoshiさんの人生物語2

5
「親父が大腸がんになったんです。」 Yoshiさんの転職理由は、多くの人が想像するキャリアアップとは全く違っていました。製薬業界で働く彼にとって、父親の病気は単なる家族の問題ではなく、自分の仕事への向き合い方を根本から変える出来事だったのです。 なぜ、会社が提示した3つの選択肢ではなく、なぜ4つめの選択肢、転職を選んだのか? そう、従業員3000人の大手外資製薬会社から、たった70人のドイツ系ベンチャーへ転職。 父の病気が変えた人生の軌道。 一つ一つは小さな選択でも、それが積み重なって予想もしない運命が生まれる。 「運命って『命を運ぶ』って書くじゃないですか。僕はその瞬間瞬間の選択が、自分の命をどこに運んでいくかを決めている。そうして運命を作っていると考えてます捉えています」 ①今明かされる「思考の枠を超える」威力 Yoshiさんが3度の転職で得た最大の気づき、それは「思考の枠から出ることで見える、まったく違う景色」でした。コンフォートゾーンの中で考えていた時には見えなかった世界が、環境を変えることで一気に開けたのです。 結果として年収は大幅にアップし、様々な機会にも恵まれました。でも何より価値があったのは、「自分らしい働き方」を見つけられたことでした。 ② 製薬マーケティング責任者からコーチング起業家へ——ある男の選択が紡いだ物語 履歴書を見れば、誰もが首を傾げるでしょう。転職回数5回。普通なら「この人、何か問題があるのでは?」と思われても仕方ありません。 しかし、転職エージェントは彼の経歴を見てこう言いました。「素晴らしいキャリアですね」と。 現在は米系のがん遺伝子検査会社の日本法人のシニアディレクターを務めながら、自らの会社を立ち上げてコーチング事業を展開する、まさに現代の「複業」を体現する男です。 ③製薬会社を辞めた瞬間に見えた世界 45歳、製薬会社を辞めた瞬間、予想外のことが起こりました。多くの人が彼のもとに相談に来るようになったのです。 「製薬企業でのマーケティング責任者をやっていた人が会社を出たら、たくさんコンサルしてとの声がかかりました。薬の売り方や製薬企業へのセールスををアドバイスできる人って結構貴重なんですよね」 広告代理店をはじめ、製薬向けにビジネスを展開する人たちから「どういったプレゼンをしたらいいか」「どんなアプローチが効果的か」といった相談が殺到しました。 彼はコンサルタントとして的確なアドバイスを与えました。しかし、しばらくすると「ちょっとうまくいきませんでした」という報告が返ってくるのです。 「やり方や考え方は理解して動こうとしているんだけども、結局人の問題で動けていないケースが多かった」 そこで彼は気づきました。「これはもうコンサルの領域じゃない。コーチングなんだ」 ④人生を変える責任の重さ 無料で相談に乗って、コーチング的な関わりをすることも多かったYoshiさんですが、あるとき重要なことに気づきました。 「コーチングって、その人の人生を変える可能性があるじゃないですか。今まではAの選択肢だと思っていたけど、実はBやCの方がいいかもしれないと気付き、ちょっとBでやってみます、みたいな形で動いていく」 セッションをきっかけに行動が変わり、その人の人生が変わっている。それは大きな責任を伴うことだと気付いたのです。 「無料でやるというのは、逆に責任感がない。ちゃんとお金をいただいて、それに見合うスキルを身につけて、プロとしてちゃんとやった方がいい」 この責任感が、彼をコーチングスクールへと向かわせました。 ⑤本業とのシナジーが生む奇跡 コーチングの認定資格、さらにはトレーナー資格まで取得したYoshiさん。2020年後半から副業としてコーチングを開始し、現在で4年目を迎えています。 特筆すべきは、彼の本業との絶妙なシナジー効果です。製薬業界にいる彼は、多くの医師とのつながりを持っています。 「お医者さんって、めちゃんこ大変なお仕事なんですよね。特に今の働き方改革で、大学病院は本当に最悪な状況」 40代、50代の医師たちは仕事の業績や部下の育成はもちろん、人生やキャリアに悩むことも多く、そこでYoshiさんのコーチングが力を発揮します。結果として、本業の製薬業界での仕事とコーチング事業が有機的につながっているのです。 11.  「失敗はない、あるのはフィードバックだけ」 多くの転職を重ね、副業から起業へと歩みを進めてきたYoshiさんが大切にしている考え方があります。 「やったら、フィードバックがあるということ。失敗はないわけです。期待する結果でなかったとしてもそれはフィードバックを得ただけ。それを踏まえて、また動いていけばいい」 転職する時も、「悩んだら、とりあえずちょっと行ってみるか」という軽やかさがありました。結果的に、それが良い方向につながっています。 「製薬にずっといたら、このコーチングをビジネスとして、今自分の会社まで作ってやることは多分できていない」 その時、その時の選択が、今の彼を作り上げてきたのです。 ⑥運命を自分で創る男の哲学 最後に、Yoshiさんが語った言葉が深く印象に残ります。 「運命って命を運ぶって書くじゃないですか。何かしら決まっているような意味合いで使うこともありますけど、僕はその瞬間瞬間の選択が自分の命をどこかに運んでいくと捉えています」 転職5回という経歴を持ちながら、製薬マーケティング責任者として活躍し、同時にコーチング会社を経営する。一見バラバラに見える経歴が、実は一本の太い線でつながっている。 それは偶然ではなく、彼が瞬間瞬間に下してきた選択の積み重ねなのです。
2025年8月4日
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2026 stand.fm, Inc.