今日から4日間、私が今もっとも注目しているブランド──ASICSの物語をお届けします。
世界シェア8割を占める「日本発ブランド」の誇りと技術力、その成長ストーリーは驚きと発見の連続です。
ただし…今でこそ熱狂的に語れますが、昔の私はASICSを「体育ジャージの会社」くらいにしか思ってませんでした。
中学時代、父が買ってきた“トリコロールの袋”を開けた瞬間の絶望──
そこから、創業者・鬼塚喜八郎が戦後の神戸で始めた“タコ足シューズ”まで、笑いあり感動ありで掘り下げます。
次回は、箱根駅伝からASICSが完全に姿を消した「0%事件」と、ナイキ厚底革命との死闘へ。