今回はいつもの最新ダンスミュージックのセレクトから離れて、ブラジル音楽の真髄を具現してるといえる素晴らしいアルバムを紹介します♪
リオデジャネイロ出身で現在はロサンゼルスと東京を拠点に活躍するギタリスト/作曲家/編曲家/プロデューサーFabiano Do Nascimentoの2021年にNow-Again Recordsからリリースされた"Ykytu”を取りあげます。
一部シンセなどを使っている以外ナイロン弦のギターだけのシンプルなこのアルバム、本当に久しぶりに出会いました、ブラジル音楽の真髄ともいえる内容とパフォーマンス。
ナイロン弦がはぜるかのような時に荒削りで、時に細やかに微細に紡がれる、人間や生命の動と静、力強さや勇気、優しさや愛と柔軟に巡っていく素晴らしい演奏です。
改めて、人間が音楽を表現する意味を深く感じることができました!
味わい終わったあとの、深い静寂、止水かのような、思考と時間感覚がはるか後方に消えたかのようなStillness がそこにはあります。
今そして空間、その広がりばかりがあるばかりな、そんな感覚。
内にさらりと感じる涼しさを、ぜひ味わってみてください♪✨
Fabiano Do Nascimento “Ykytu”
2021 Now-Again Records
YouTube🔗
https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_kfMMybViLbl-gWF0S08Db8Vss_o7ShCK0&si=MHuwwyaPwvZXWpa6
Apple Music🔗
https://music.apple.com/jp/album/ykytu/1583127969
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