現実世界と異世界(特に、アニメ・ゲーム)の境目を撮影しているのですね。
だから、不思議で、しかし現実感もある感覚を抱くのだと理解しました。
我々世代は、アニメやゲームと現実をごっちゃにするな、所詮フィクションの世界だと言われ続けてきました。
それが、Z世代は、現実の先にフィクションの世界があることが当然になっているのではないか(良い意味で)という仮説を持ちました。
ワカルさんが聖地巡礼のような感覚で撮影していると話されていましたが、いつでも、全ての場所で撮影できるものではないですよね。
ワカルさんの感覚として、境目を感知して撮影しているのではないかと勝手に思いました。
どちらにせよ、素晴らしい個性的な写真です。
他の作品を見ても、ワカルさんの作品だとわかるほどの個性=アーティストとしての名刺だと思っています。
蜷川実花、草間彌生などthis isの個性があります。