【保存版】実際に見てきた、フリーランス美容師のリアル|独立前に知っておきたい落とし穴
私は普段、美容業界の企業・サロンを対象に、
集客支援/リピート支援/イベント運用/代理店開拓など、マーケティング全般のサポートをしています。
これまでに、カミカリスマ受賞者が在籍する有名サロン、表参道の法人サロン、
そして美容メーカーや大手ディーラーへの卸営業まで、現場の大小問わず支援してきました。
もちろん、すべてが潤沢な予算で動いているわけではありません。
むしろ、限られた時間と人手の中で、ひとりサロン・少人数サロンが奮闘している場面に多く立ち会ってきました。
だからこそ、今日のnoteでは「業界の内側から見てきたリアル」を
ひとりの美容師さん、あるいはこれから独立を考える方に向けて、等身大で届けたいと思っています。
「フリーランスになれば、自由になれる」と思っていた
これは、過去に私がサポートしていた美容師さんの話です。
都内の人気サロンに在籍し、SNSの発信力もあり、指名客も多い。
いわゆる“独立予備軍”として周囲からも期待されていた方でした。
ある日、こう言われました。
「もうサロンの仕組みや人間関係に縛られたくないんです。
フリーになれば、好きなように働けるし、売上も全部自分のものになりますから」
その気持ちは痛いほどわかります。
私自身も、時間や場所に縛られずに働くことの魅力をよく知っています。
でも、その方は半年後にこう言いました。
「いやー、正直なめてました。SNSも頑張ってるんですけど、
客足が安定しないし、そもそも予約が埋まらない日もあって。
“月30万あればいいや”って思ってたけど、経費引いたら手取り20万切ってました…」
フリーランスの現実は、自由と引き換えに“全部ひとり”
ここ数年で、フリーランス美容師の数は急増しました。
特にシェアサロンの普及や、SNSでの発信文化が追い風になっています。
でも、よく聞くのがこの言葉。
「自由は手に入ったけど、孤独と不安もついてきた」
フリーランス美容師のリアルなメリットと落とし穴
◾️メリット
働く時間と場所の自由
平日に休んで、家族と過ごす。海外旅行も気軽に行ける。
収入の上限がない
やった分だけ収入に直結する。努力が数字になる快感。
“自分指名”の濃いファンが育つ
お客様との距離が近くなり、信頼関係が深まる。
◾️落とし穴
集客のプレッシャーが常につきまとう
ホットペッパーも、インスタも、Googleマップも、リピート施策も、自分でやるしかない。
「自分が何もしなければ、お客様は来ない」という現実が重い。
社会保障・税金が地味にキツい
国民年金・国保・消費税…フリーになると“手取り”の感覚がガラリと変わる。
孤独感と成長の停滞
チームで切磋琢磨する環境がなくなり、自分の“今”に満足してしまうリスクもある。
「サラリーマン美容師」という立場のありがたさを想像してみる
この記事で一番伝えたいのはここです。
フリーランスという道を否定する気は一切ありません。
でも、「今いる場所」がどれだけ恵まれていたかに気づかないまま飛び出してしまうと、後悔するケースも多い。
たとえば──
毎月、決まった日に振り込まれる給料
フリーになると「今月どうやって売上を立てよう」が常につきまとう。
社会保険・厚生年金の恩恵
将来への安心感、入院時の保障…見えにくいけれど確実に支えられている。
教育の仕組みとチームの存在
教えてくれる人がいる。相談できる仲間がいる。それだけで、どれだけ救われてきたか。
フリーになる前に考えてほしい3つの問い
「自分の指名客は、“場所”ではなく“自分”についてくるか?」
「集客・経理・税金…全部ひとりでやる覚悟はあるか?」
「孤独に強く、自走できるタイプか?」
逆に言えば、これらを冷静にクリアできるなら、
フリーランスは素晴らしい選択肢になります。
まとめ|それでも、あなたはフリーで生きていきたいですか?
自由には責任がつきまといます。
その責任を引き受ける覚悟があれば、フリーランスという道は、
とても魅力的で、自分らしく働ける素晴らしい選択肢です。
でももし、
「何となく憧れてるだけ」
「SNSでキラキラして見えるから」
そんな気持ちが少しでもあるなら、一度立ち止まって考えてみてほしい。
今あなたがいる環境は、本当に捨てていいものですか?
それでも、あなたはフリーで生きていきたいですか?
次の一歩を踏み出す前に
このnoteが、少しでもあなたの「決断の質」を高める材料になれば嬉しいです。
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