方便の話

知識のベースがない人にいきなり難しい話をしても伝わらないなと思った話。ーーーーーーーーーーーーーーーーー「方便」とは、もともと仏教用語で、人々を悟りへと導くための巧みな手段や教えを意味します。一般的には「嘘も方便」というように、目的を達成するための便宜的な手段としても使われますが、これは本来の意味とは少し異なります。〈仏教における方便〉仏教では、仏が衆生（人々）を真実の教えに導くために、それぞれの能力や性質に合わせて説く教えや手段を指します。これは、真実に裏打ちされた、仏の慈悲深い働きとされています。巧みな手段 * 仏は、直接真実を伝えるのではなく、具体的な行動を通じて気づきを与え、真理へと導くことがあります。 * 例えば、子供を亡くした母親に「死人の出たことのない家からケシの実をもらってきなさい」と伝える話は有名です。真実への導入 * 方便は、真実そのもののはたらきであり、真実の世界へ人々を引き入れるためのものです。 * 真実に対する仮の教えを意味するだけでなく、真実そのものが具体的な形で現れる場合もあります。〈一般的な用法〉「嘘も方便」という言葉は、目的のためには多少の嘘や便宜的な手段も許されるという意味で使われます。しかし、これは仏教本来の「方便」が持つ、真実へ導くための慈悲深い意味合いとは異なります。〈方便の原義〉「方便」の原語はサンスクリット語の「ウパーヤ」で、「近づく」「到達する」という意味を持ちます。これは、人々を悟りや真実へと近づけるための方法や手段を指しています。

11月10日

コメント（7）

Chikara💪チャージ

方便も小僧も仏教用語なんですね！知らなかったです😳

11月11日

Chikara💪チャージ

リブラ先生のあの配信は、この話の引用だったんですね！Masaeさんの久しぶりのこう言う話はやっぱりおもしろかったです😊✨

11月11日

chan kumi

あれ？そう言えば、タイトルはぱくりまくりすてぃ？おののいたわ‼️

11月10日

chan kumi

久々やね、こういう話。 KQさんの、その否定をしないで伝えていく話し方良いよね。確かに、私もそうだけど、お坊さんの話を聞く機会は少ない。けど、割と真剣に聞いてます。話の内容によっては、ちょっと長いな？とか思う事もありますが、基本、理にかなったというか、内容が素晴らしいというか、言葉は見つからないけど聞き入ってしまう話ってあるし、逆もだと。確かに、チャンスよねー。考えを聴けて、ごもっともだなぁと思ったら、また聴きたいなーって思う。先月末の法事の時の話は、あまりささらなかったけども。マサちゃんが、このいい話を皆んなに聴かせたいっていう気持ち、わかるわ〜^ - ^

11月10日

しみます＠がんばらナース　

KQさんがあの感じで話されたんだなぁと想像しながら聴きました。檀家さんは話しやすくてホッとされたのではないかと思います😌 医療業界でも正しいことを伝えるだけでは伝わらないことが多くて、その方の置かれている状況とかこれまでの背景などを踏まえてお話することが大事だなと思ってます。

11月10日

茶人で音楽家のタク

相手に合わせて話をするって愛だなって思いました。個人的には、型や答に決まったものなんかなくて、その人が信じるものを丁寧に扱って伝えていく中で、心が軽くなったり温かくなったりして縁は自然と繋がっていくんだなと感じてます。 KQさんの話聞きたいし、いつかゆっくりお話したいです。

11月10日

nina エネルギー職人

KQさんは、残された家族とか、今を生きる人に寄り添う仏教を実践されているのね。その檀家さんは、相談できてホッとしただろうね♡(*´ω`*)

11月10日

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