☘️啄木の有名な歌集『一握の砂』以降の歌の殆ど全てがこの『悲しき玩具』に収められているとの事。国文学者・吉田精一氏による解説の一部をご紹介します。以下をどうぞお読み下さい↓
◎「悲しき玩具」と言う題名は啄木の歌論「歌のいろいろ」の結語、「歌は私の悲しい玩具である」から採られた。
明治45年6月20日出版.
◎「悲しき玩具」は、「一握の砂」に比べて一層散文的な日常と接近して来ている。(中略)
殆ど短歌形式と訣別して短詩と云うべき性質を帯びて来ている。
☘️出典:「啄木歌集」 1960年 明星社発行.
発行者 飯塚初太郎
発行元 (株)文苑堂 定価 100円
◎この本は多分絶版。私の手元にあるものはページが全て茶色で紙がポロポロで🍁落ち葉🍂の様です。
☘️石川啄木(1886-1912)
肺結核に加えて、重篤だった腹膜炎が重なり死亡。今では衆知の事ですが、家族全員が肺結核に罹患していた為、後日、妻子も肺結核で死亡。生存中は、啄木の母と妻との険悪な関係性と絶え間ない揉め事で啄木の心身を疲弊させていたと解ります。歌人としての啄木はその有り様をも歌にしているのを我々は「悲しき玩具」の中から知る事になりました。
☘️実は「一握の砂」の全てをstand.fmで配信済み。お聴き頂ければ大変嬉しいです🙇♀️
#105. 106. 107. 我を愛する歌.
#116. 117. 煙.
#118.119. 忘れがたき人々.
#147. 秋風のこころよさに.
#170. 手袋を脱ぐ時.
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