厚生労働省タイアップ
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/tieup/hirabanotsuki.html
映画『平場の月』公式サイト: https://hirabanotsuki.jp/
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
(匿名でも可能です)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog
面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは
#心身健康ラジオ
#たけおがお答えします
をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!
#医療
#健康
#スタエフ医療部
■AI要約(誤字はご勘弁ください)
たけお内科クリニック・緩和ケア内科の「内科医たけお」先生による、映画『平場の月』のレビュー回です。
**【映画の概要と背景】**
今回紹介されたのは、25万部を突破したベストセラー小説を初映画化した『平場の月』です。タイトルの「平場(ひらば)」は「ありふれた」「普通の」といった意味を持つ言葉です。主演は堺雅人さんと井川遥さん。この作品では「がん」がテーマとして扱われており、その公共性の高さから、厚生労働省とのタイアップポスターが制作され、「がん相談支援センター」の普及啓発にも活用されています。
**【たけお先生の評価ポイント】**
たけお先生が本作を推奨する最大の理由は、「病気を持つ人の『生活』が描かれている点」です。
医療ドラマや映画では、手術や透析といった劇的な医療行為に焦点が当たりがちですが、実際の患者さんにとっては、病気と共にどう日常を過ごし、仕事をし、制限の中でどう生きていくかという「生活」こそが重要です。本作はその日常の機微や、それを取り巻く人々の心情を丁寧に描いている点で、非常に素晴らしい作品であると評価されています。
**【医療従事者視点でのリアリティ】**
普段、医療ドラマのリアリティには厳しく、気になって視聴を継続できないことも多いたけお先生ですが、本作はしっかりとした医療監修が入っており、最後まで違和感なく鑑賞できたとのことです。
特に、劇中のある場面について「俳優にしては所作があまりにも医療従事者らしい」と感じた人物がいたそうですが、後に確認したところ、実際に本職の看護師の方が出演されていたというエピソードも紹介されました。
**【演出とメッセージ】**
タイトルにもある「月」が劇中で数回登場し、それが何かの暗喩(メタファー)になっている演出も見どころの一つです。
もちろん、すべてのがん患者さんが同じ経過をたどるわけではありませんが、ある一人の患者の経過と心情を描いた良作として、現在公開中の映画館での鑑賞を勧められています。
最後は恒例の「心身じゃんけん」が行われ、本日は「チョキ」で締めくくられました。