00:00
-00:00

“営業戦略は価格条項に出る”利益率を守る契約書のつくり方

🎙️『契約書に強くなる!ラジオ』更新しました! 【トークテーマ】 「誰かにシェアしたくなる法律」 今回は … “営業戦略は価格条項に出る”──利益率を守る契約のつくり方 を深掘りします。 売上は伸びているのに、なぜか利益が残らない。 案件数は増えているのに、現場が疲弊していく。 その原因は、営業戦略が 契約書の設計に落ちていないこと にあります。 特に、利益率を決定づける 価格条項 は、会社の戦略そのものが露わになる場所です。 そして今回お伝えしたい最重要ポイントがこちら。 「戦略とは、戦いを避ける構造を先に設計すること。 契約書は、その構造を社会に公開する“外向けの設計図”。」 これは私がキャリア前半、上場企業の法務部に所属していた頃、上司から繰り返し叩き込まれた言葉です。 しかしこの視点は、実は世の中でほとんど知られていません。 だからこそ、私はラジオやブログを通じて、 この“戦わないための契約設計”という考え方を広めていきたいと思っています。 ⸻ 【トピック】 ▼営業戦略は「トーク」ではなく“利益構造の設計”で決まる ▼価格条項が曖昧だと、利益率が“相手の言い分”で揺れ続ける ▼曖昧な契約は「悪意のない追加要求」を生み、現場が疲弊する ▼戦略とは「戦いを略す」=戦わなくて良い構造を先につくること ▼その構造を書き込む場所こそが“契約書”である ▼利益率を守る4つの実務ポイント ・追加作業 ・仕様変更 ・単価改定 ・緊急対応・時間外 ▼契約書は“戦わずに利益を守るための装置”である ⸻ 📘 実務で使える“価格条項”の参考条文 (※一般的な業務委託契約を想定したサンプルです) (追加作業) 本契約に定める業務範囲を超える作業が発生する場合、 甲は乙に対し追加費用の見積りを提示し、 双方の合意が成立するまで当該作業を行わないものとする。 (仕様変更) 仕様の変更または追加が生じた場合、 甲乙は費用および納期について協議し、 必要に応じて再見積を行う。 (単価改定) 市況の変動その他合理的理由がある場合、 契約期間中であっても価格改定について協議できるものとする。 ※上記は一般的な契約を想定した参考条文です。 ※実際の取引内容・業務範囲に応じて調整が必要です。 ⸻ 📡『契約書に強くなる!ラジオ』とは? 仕事や家事の合間に“ながらで学べる” ビジネス法務音声番組 です。 知らないままサインすると危ない「契約の落とし穴」を、 専門家視点でわかりやすく、具体的に解説しています。 📅 水曜:よくある契約の質問をテーマに配信 ☀️ 日曜 朝7時〜:Q&A・時事・雑談などをお届け 📞 行政書士 大森法務事務所 048-814-1241 | home@omoripartners.com
12月6日
おすすめの放送
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
Google Play Store
App Store
about stand.fm
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
about stand.fm
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
about stand.fm
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
about stand.fm
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
jasrac
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
nextone
NexTone許諾番号
000006134
© 2025 stand.fm, Inc.