今回は『シザーハンズ』の感想です。
まず最初に…
エドワード生活どうしてんの?って思った人、正直に手を挙げてください。
手、ハサミですよ?
着替えどうしてる?
鼻ほじれないじゃん?
ボタン?不可能。
食事のたびに指、危険物取扱ですよ。
…はい、でもそこはツッコまない映画です。
あの映画はリアリティじゃなくて“寓話”なので
エドワードのハサミの手は
「世界と噛み合わない存在」の象徴なんです。
最初、近所の人たちはエドワードを受け入れるんですよね。
話題性もあるし、才能もあるし、利用価値もあるし。
「優しい社会だな」って一瞬思う。
…一瞬だけ。
違和感や嫉妬や恐怖が芽を出すと、
優しさなんて薄い膜みたいに剥がれて、
あっという間に排除に変わる。
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