職種別シリーズ・体育隊員編
「体育なのに動かない!? ― 実技ゼロの学校でどう授業をつくる?」
現地では、
体育があっても動かない/実技がない/先生が教え方を知らない…
そんな状況が意外と普通にあります。
今回話したのは――
🏃♂️ 日本の体育が“特別に整えられている”という前提を知ること
日本で当たり前に見える授業は、
安全・運営・指導が綿密に設計されて成り立っている。
だから、海外で「同じ形」を期待する必要はありません。
🏃♀️ その国で実技が行われていない背景を知ること
経験がない、不安がある、人手が足りない…
理由がわかると、隊員自身の気持ちも少し楽になります。
🏃 そして、“まず試してみる”で十分ということ
外に出て5分動いてみる、簡単な遊びを入れてみる、
先生に小さな役割だけお願いしてみる。
実技を「やる/やらない」という正解探しより、
その場でできることを試す姿勢のほうがずっと大事。
実技ができなくても、焦らなくて大丈夫。
その国の学校教育に合わせながら、
“自分にできる範囲”で関わることで十分価値があります。