【お金から逃げるな】金利のある社会・インフレ時代に、現役世代はどう生きるか
木下斉さんと税理士・大河内薫さんの対談「お金から逃げるな」シリーズを聴いての学びを整理しました。
金利のある社会への本格的な移行、インフレ下での資産の目減り、今後の税制改正の方向性など、いま私たちが生きている社会や家計に直結するテーマが非常に分かりやすく語られています。
特に印象的だったのは、「名目」と「実質」でお金を見る視点の重要性です。
物価が年3%上昇するインフレ社会では、現金をそのまま持っているだけで実質的な価値は下がっていきます。
一方で、利回り5%の運用でも、インフレ率が3%であれば実質利回りは2%。
賃金、資産運用、金利、税制――すべてを名目と実質の両面から捉え直す必要があることを、具体例を通して理解できます。
NISAやiDeCoについても、「焦って増やす」よりも、制度の前提を理解し、名目と実質の両方で試算しながら、長期で向き合う姿勢が大切だと再確認しました。
また、金利が上がる局面でも、インフレ率との関係次第では、実質的に有利な借入になるケースがあるという点も重要な視点です。
加えて、今後再設計が見込まれる子ども向けNISA制度や、非課税枠の活用可能性についても触れられており、子育て世帯にとっては特にインパクトの大きい内容でした。
教育資金の準備だけでなく、家族全体で非課税枠をどう使うか、金融教育としてどう活かすかまで考えさせられます。
インフレ、金利、税制、金融教育。
どれも抽象度は高いですが、生活と切り離せないテーマです。
「お金から逃げない」ことで、社会の構造が見え、意思決定の質が変わる。そんな実感を得られる配信でした。
現役世代、子育て世帯の方には特におすすめです。ぜひ一度、聴いてみてください。
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