映画『平場の月』を映画館で観てきました。
「面白い」と聞いて、ちょうど良い時間に上映していたので軽い気持ちで入ったのですが…想像以上に良くて、終わったあともしばらく余韻が残る作品でした。
公開から1ヶ月以上経っているのに上映が続いていて、平日の昼間でも10人以上が観に来ていたのが印象的。最近の映画では、かなりロングランな方だと思います。
そしてタイトルの「平場の月」。
スターや特別な世界ではなく、私たちのような“ふつうの生活の場”に浮かぶ月——そんな意味を感じました。
作中でも月が何度か登場して、水に映る満月、半分ぐらいに欠けた月、三日月のペンダントなど…それぞれに意味があるのかもしれない、と考えさせられました。
さらに、薬師丸ひろ子さんの「メインテーマ」が流れる瞬間が最高で、ちょっと懐かしい青春の記憶がふっと戻ってくる感じ。主人公が口ずさむシーンも良くて、あの空気感が忘れられません。
“愛の深さ”を感じる映画で、静かに色々考えさせられました。
幸せな日々はあっという間に過ぎていく——だからこそ、思い出を大切にするための決断だったのだろうな、と。
原作は朝倉かすみさんの小説。観終わったあと、元の小説も読んでみたくなりました。
映画『平場の月』、なかなか良い作品でした。
観た方はぜひコメントで感想も聞かせてください!
▼映画公式サイト
https://hirabanotsuki.jp/
▼原作(Kindle Unlimited対象のこともあるみたいです)
https://amzn.to/4pNglIb
#平場の月 #映画感想 #映画レビュー #朝倉かすみ #薬師丸ひろ子 #メインテーマ