https://www.youtube.com/@LifeUpdateRadio
00:00 イントロ:冬の雨、雪よりもタチが悪い夜
02:08 AIニュース動画の実験:プロンプトと言語化の壁
05:15 GeminiとPerplexityの決定的違い:検索か対話か
08:24 AIに「余白」を求める:想像を超えた提案の面白さ
11:05 「見られる」ことで完成度が上がる:アウトプットの効用
14:38 仕事の状況とメンタル:多忙の中の静けさ
16:15 エンディング:走りながら考えること
クリスマスイブの夜ですが、気温は5〜6度。雪ではなく冷たい雨が降った後の、少し足元の悪い道を歩きながら収録しています。雪国において、中途半端な冬の雨ほど厄介なものはありません。
今回は、最近取り組んでいる「AIを活用したYouTubeニュース動画作成」の裏話と、そこで改めて感じた「Gemini」と「Perplexity」という2つのAIツールの使い分けについて深掘りします。
■ AIニュース動画の実験と「言語化」の壁
最近、AIに特定のテーマでニュースを収集させ、それを読み上げる動画をYouTubeに投稿する実験を始めました(チャンネル名は「AI Radio Labo」的なイメージ)。まだベータ版のような状態ですが、やってみて痛感したのは「自分の欲しい情報をAIにどう伝えるか」というプロンプトの難しさです。
自分が求めている情報の粒度やテイストを言語化できていないと、AIもふんわりとした回答しか返してくれません。これはプログラミングや、あるいは人間同士のコミュニケーションにも通じる深い課題だと感じています。
■ Perplexity vs Gemini:検索か、対話か
この実験を通じて、長らく愛用していた「Perplexity」と、最近依存度が高まっている「Gemini」の決定的な違いが見えてきました。
1年ほど課金して使ってきたPerplexityは、やはり「検索の延長線上」にあります。学術的な調査や、正確なソースが必要な調べ物には最強のツールです。しかし、それはあくまで「自分が問いかけたこと」に対して的確に返してくれる優等生。
一方でGeminiは、「対話(チャット)」をしている感覚が強いです。こちらが投げかけたボールに対し、検索結果を返すだけでなく、「こういう視点はどうですか?」といった具合に、想像の"斜め上"を行く付加価値を乗せて返してくれることがあります。
作業に行き詰まった時や、単なる情報収集ではなく「壁打ち」をしたい時。最近は、Geminiの持つこの「人間味」や「ゆらぎ」のようなものに、心地よさを感じるようになりました。機能的な正解だけでなく、クリエイティブな刺激をくれる点が、今Geminiを選んでいる理由かもしれません。
■ 未完成でも「ショーケース」に並べること
YouTubeチャンネルの登録者数はまだ少なく、動画のクオリティも発展途上です。サムネイルの文字が小さすぎたり、字幕が見づらかったり。
しかし、自分だけで完結させずに「表に出す(公開する)」ことで、「あ、ここ直さなきゃ」という改善点が客観的に見えてきます。これを私は「ショーケース理論」と呼んでいます。
誰かに見られているという適度なプレッシャー環境に身を置くことで、学習と改善のサイクルが強制的に回ります。完璧になるまで待つのではなく、「走りながら考える」。今の時代、このスタンスが精神衛生上もスキルアップ上も、一番健康的ではないでしょうか。
仕事は年末進行で逼迫していますが、メンタルは不思議と落ち着いています。
雨上がりの夜道、AIとの対話を楽しみながら、そんなことを考えました。
ハッシュタグ
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参考リンク
Gemini (Google) https://gemini.google.com/
Perplexity AI https://www.perplexity.ai/
iZotope RX (オーディオリペアツール) https://www.izotope.jp/jp/products/rx-11/
VOICEVOX (ずんだもん・四国めたん等の音声合成) https://voicevox.hiroshiba.jp/