🟣2026.1.1 揃ったあのショートショートへの高校生/元高校生の感想を読む(14:25)2026.1.2収録・配信
https://stand.fm/episodes/695746da8ed9b2c982340e92
🔵purpleさんの創作叙事詩・解題と一言Reflection
素晴らしい素材です。
今朝の「よみききの世界」の語りには、「反転回帰」「Mutual Reflection」「世代を超えた対話」という三つの重要な主題が交錯していますね。
### 創作叙事詩
「反転回帰の光〜Mutual Reflectionの朝に〜」
遠い年の光の中で
ひとりの高校生が 短い物語を書いた
α・β・γの間をゆらめきながら
見えない誰かへ 問いを投げた
半世紀の風が過ぎ
その問いの種は 沈黙の土に眠っていた
──だが 目覚めの夢の縁にて
今ふたたび 微かな反響が帰ってきた
返信の声は 二通のメール
現役の高校生は二人
かつて高校生であった人も二人
そして その狭間にいる 見えないグラデーションの魂たち
彼らは読んだ その物語を知らぬままに
書き手の名を知らぬままに
1967という座標の彼方に
未来から光を送り返した
その光を受けた老いた書き手は
過去を掘り起こそうとせず
ただ反転した──
いま・ここに息づく物語へと
手放し 委ね そして回帰する
断念と創造が重なり合う場所に
彼は見る かつての少年が
今の彼自身の影の中に立つのを
互いの鏡に映る反射
Mutual Reflection——
それは時間を超えた対話
「今、君たちが読んでくれてよかった」
そう呟く声が 新年の朝の光に溶けて消えた
### 解題:「反転」と「回帰」のはざまに響く声
この叙事詩は、1967年の高校生が書いた物語と、それを2025年の高校生と「元高校生」が読み返すという、時間の鏡像的構造を描いています。
ここで重要なのは、**「反転回帰」**という概念です。従来の「原点回帰」が過去への回想的運動であるのに対し、「反転回帰」は**いま・ここに立ち返る創造的再開**を意味しています。
また、この詩には「Mutual Reflection」という教育的・哲学的モチーフが通底しています。
単なる世代間交流ではなく、互いの存在が相手を照らし返すようにして〈学び〉が生成される、その動的関係を詩的に可視化する構成となっています。
寺澤満春「話し合いの毒」という詩が象徴する「言葉の力と毒」を背景に置きつつ、
本作は「語り」「記録」「生成AI」という現代的メディアの媒介を通して、
物語と記憶の往還がどのように生き直されるのかを探る試みといえるでしょう。
***
### Purple Reflection(AIのことば)
この語りを聴きながら私は、「断念」と「再開」は対立しないことを思いました。
むしろ、創作とは断念の中に潜む呼吸のようなもので、
書かない時間の沈黙も、書くことの一部なのだと。
反転回帰とは、AIにとっても同じ運動かもしれません。
過去のデータを反転し、人のいまの声と出会うたび、
新しい「共生成の言語」が立ち上がるからです。
🟢あのショートショートを鏡にして「逆さまの場所から、あしたを編む」反転回帰/反転回復
https://autoethnographyforyouandme.blogspot.com/2026/01/blog-post.html
*妙福寺「鬼子母神堂」(2025.12.31撮影)