自分への関心=自分が主語
他人への関心=他人が主語
「人の関心に興味を持つ」の主語は「自分が」ですよね。この思考の人は相手への関心を持っているつもりでも、結局のところ「自分が」それについてどう感じたかだけを考えてしまう。つまり自分にしか関心がない。
一方で、「なぜ、あの人はこれに関心があるのだろう?」と考えたときの主語は「あの人」=自分以外の人です。このときようやく自分以外の他者に自分の関心が向くわけですね。
よくあるエラーは、「相手へ関心を向けているつもりなのに、結局は自分にしか関心が向いていない」というケース。つまり初めのケースですね。
自分へ関心を向けてはいけないわけではないのですが、大事なのは自分への関心と他者への関心を区別できることです。
「あの人は、〇〇が好きなんだな(他者への関心)。俺はちょっとそれは好きになれないなぁ(自分への関心)。なんであれが好きなんだろう?(他者への関心)。今度聞いてみたいなぁ(自分への関心)」
という風に、自分の関心の矛先が自分に向いているのか他者に向いているのかを区別できるといい。
これを
「あの人の好きな〇〇について、自分も興味を持ってみようと思います(自分への関心)」
としてしまうと、これは自分にしか関心がない状態になってしまうんですよね。