村田沙耶香さんの『授乳』を読んで、
ふと、家族の食卓で向けられた「ある表情」を思い出しました。
怒っているわけでも、
笑っているわけでもない。
感情が抜け落ちたような、能面みたいな顔。
作中に出てくる
「相手を観察し、逆を行くために見つめる視線」を読んだとき、
それが自分に向けられていたものかもしれない、
と感じてゾッとしました。
考えすぎかもしれない。
でも、なかったことにもできない違和感。
村田沙耶香作品特有の、
少し吐き気のする読後感から、
男性が決定的に苦手な「相手の内側を読むこと」について、
うまく言葉にならないまま話しています。
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#夫婦の距離
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