今回の「本の話は置いといて」は、
紀伊國屋書店員さんが“全力でおすすめする本”リストを眺めながら、
気になった作品を2人で雑談していく回です。
中心は、まさかの1位だった 村田沙耶香『世界99』。
「気軽にすすめられる作品ではない」の一言に納得しつつ、
“美しく静かで穏やかな地獄”という表現がしっくりくる衝撃作でした。
読んでいるときの幸福感と、気持ち悪さ/反省が同時にくる感覚。
現代社会の闇(いじめ・性加害/性被害・モラハラ・DV・差別…)に触れて、
心の奥の“見ないようにしてた部分”を掘り返されるような読書体験について語っています。
後半は軽めに、
『僕には鳥の言葉がわかる』、伊坂幸太郎、
『ブレークショットの軌跡』の伏線回収の話など。
※『世界99』は内容的にしんどさが出る人もいると思うので、無理せずで。