① 導入:高血圧関連死はどれくらい多いのか
日本では毎年、
交通事故死亡者:約2,600人前後
自殺者:約21,000人前後
一方で、
高血圧が主要因となる疾患(脳卒中・心疾患など)による死亡は
年間 約80,000〜90,000人規模
と推計されています。
内訳の代表例(年間):
脳卒中:約100,000人弱が発症、死亡は約30,000人規模
心疾患:約200,000人以上が死亡(うち虚血性心疾患が大きな割合)
※これらの最大の修正可能リスク因子が「高血圧」
つまり、
交通事故の約30倍
自殺の約4倍
の規模で、血圧関連疾患が命に関わっています。
しかし、高血圧そのものを主訴に受診する人は多くありません。
② 高血圧とはどんな状態か
診察室血圧:
正常:120/80mmHg未満
高血圧:140/90mmHg以上
家庭血圧では:
135/85mmHg以上で高血圧
血圧とは
血液が血管壁にかける圧力
式で言えば:
血圧 = 心拍出量 × 末梢血管抵抗
高血圧とは、
血管が硬い
血管が収縮している
心臓が強く押し出している
状態が慢性的に続いていることです。
問題は
自覚症状がほとんどない
ことです。
③ 高血圧が進行すると何が起きるか
1)脳卒中
脳出血
脳梗塞
収縮期血圧が10mmHg上昇すると
脳卒中リスクは約30〜40%上昇。
2)心筋梗塞・心不全
収縮期血圧10mmHg低下で
心疾患リスクは約20%低下。
慢性高血圧 → 左室肥大 → 心不全。
3)慢性腎臓病
腎臓は毛細血管の塊。
高圧は糸球体を破壊。
最終的に透析。
4)認知症
血管性認知症の最大リスク因子の一つ。
④ なぜ血圧が高くなるのか
血圧上昇は「体の防御反応」です。
主因:
1. 交感神経過活動
慢性ストレス・睡眠不足
2. 動脈硬化
加齢・糖尿病・脂質異常
3. 腎臓のRAA系活性化
塩分過多・肥満
4. 内臓脂肪
炎症・ホルモン異常
5. 睡眠時無呼吸
夜間血圧が下がらない
本質は
循環効率が悪くなる → 圧で補う
⑤ 降圧薬を飲むとどうなるか
主な作用:
血管を広げる(Ca拮抗薬)
RAA系を抑える(ARB・ACE阻害薬)
水分を減らす(利尿薬)
心拍を抑える(β遮断薬)
効果:
収縮期血圧10mmHg低下で
脳卒中リスク 30〜40%減
心疾患リスク 約20%減
長期服用は?
適切管理下で安全性は確立。
ただし:
腎機能チェック必要
電解質チェック必要
過降圧に注意(特に高齢者)
降圧薬は
血管を守る“保険”
原因を完全に治すものではない。
⑥ 鍼灸・運動療法でできること
有酸素運動
週150分で
収縮期 −5〜10mmHg
体重減少
5kg減で
約4〜5mmHg低下
減塩
5〜6mmHg低下
鍼灸
交感神経抑制
血管拡張
ストレス緩和
一時的低下+継続で安定する例あり。
まとめ
高血圧は
✔ 年間8〜9万人規模の死亡関連
✔ 無症状で進行
✔ 脳・心臓・腎臓を障害
✔ 体の代償反応
✔ 薬でリスクは下げられる
✔ 生活改善で本質改善可能
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