こちらは日暮里ゼミナールの補講の第69回となる#139です。
今回のテーマは、ライター田嶋が持ち込んだ「平成レトロブーム」について。
たまごっちやチェキ、さらにはボンボンドロップシールなるものまでが再燃している昨今。中でも我々を驚かせたのが、田嶋の8歳になる愛娘が「コギャルになりたい」と言い出したという事実です。
聞けば、『KOGYARU』という名の小中学生グループに熱狂しているのだとか。行きつけのWEGOにはヒョウ柄のアイテムや、あの懐かしき尻尾のキーホルダーが並び、小学生女子たちの心を鷲掴みにしているというのです。
我々がリアルタイムで通過したオリジナルギャルの起源を辿れば、『FINE』などのサーフカルチャーから始まり、六本木から渋谷の「J TRIP BAR(渋J)」へと流れてきたパー券文化と、スリルを求めるエッジィな先駆者たちに行き着きます。やがて彼女たちが去った後、その“記号”だけがフォーマット化され、今の小学生たちへと受け継がれているワケです。
人はなぜ、こうも過去のカルチャーに惹かれるのでしょうか?
大内は「たとえ生まれてなかったとしてもニュアンス的なエモさを感じるから」と解きますが、ぼくはこれにいささか納得できません。自分が生きていなかった全くリアリティのない過去にすら郷愁を抱いてしまうのは、我々のDNAに刻まれたバグなのではないでしょうか?
そんなとりとめのないノスタルジー談義は、やがて我々世代の青春を彩った平成レトロガジェット「MD(ミニディスク)」の思い出へとスライドしていきます。
結局のところ、我々が過去のカルチャーやガジェットについて語りたがるのは、それが単なるモノとしてではなく、そこに付随する自分たちの「スレていなかった情熱」や「無駄な時間」を愛おしく思っているからなのかもしれません。
今回も、これといった明確な結論も出ず、ただただおじさん4人で懐かし談義に花を咲かせます。
TEXT:ユスカル
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人生に「キク」ラジオ - 日暮里ゼミナール
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