■本日のご質問
先日は興味シンシン☝️なセミナー(第2回 保健師のための慢性腎臓病(CKD)対策Webセミナー)のご紹介、ありがとうございました。
拝見しまして、血圧などに対応していく必要性を再認識いたしました。
以前は高齢者は緩くコントロールされていましたが、最近の知見では全年齢で130/80mmHg (以下単位省略)未満とされたことは以前の放送で学んだところです。
しかしながら、現実には測定値にムラがあることも見受けられます。130、140/を変えることがままあっても日によって110/程度だったり。
このような場合には、生活上の配慮でも変わらない場合の薬物療法についてはどのようにされているのでしょうか。
先生のお考えをお聞かせいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
## **「内科医たけおの心身健康ラジオ」放送要約**
今回の放送では、パーソナリティの**内科医たけお**先生が、リスナーの「かんちゃん」から寄せられた、血圧管理と薬物療法に関する非常に専門的かつ実践的な質問に回答しています。
### **1. リスナーからの相談内容**
相談者は、保健師向けの慢性腎臓病(CKD)対策セミナーを視聴し、全年齢で血圧目標が **130/80 mmHg未満** とされていることを学びました。しかし、現実には測定値にムラがあり、130〜140台になることもあれば、110台に落ち着く日もあるといいます。生活習慣の改善でも変動が激しい場合、どのような薬物療法が検討されるべきかという質問です。
### **2. たけお先生の解説とアドバイス**
たけお先生は、この問題に対して「測定の安定性」「薬の特性」「服薬の状況」の3つの観点から解説しています。
* **測定環境の再確認**:
まずは正しい条件下で測定できているかが重要です。理想は「毎朝、排尿後、落ち着いた状態で2回測定し、その平均をとる」といったルーチンを確立し、時間や場所、タイミングを一定にすることです。
* **薬の「半減期」と「作用時間」**:
血圧を下げる薬には、血中濃度が半分になるまでの時間(半減期)があります。1日2回服用が必要な薬を、何らかの理由で1回しか飲めていない場合、薬の効果が切れる時間帯に血圧が上昇することがあります。作用時間の長い薬に切り替え、1日1回の服用で安定させるのも一つの手法です。
* **服薬アドヒアランス(適切に飲めているか)**:
高齢者や忙しい方に多いのが、飲み忘れや自己判断による調整です。「朝食を食べないから朝の薬を抜いた」といった習慣がないか、患者が正しく服用を継続できているか(アドヒアランス)を確認する必要があります。
### **3. 血圧変動性(BPV)のリスクと最新動向**
たけお先生は、血圧の変動そのものが**脳卒中や心血管疾患のリスク**を高める「血圧変動性(BPV:Blood Pressure Variability)」についても言及しました。数値を単に下げるだけでなく、安定して低めに維持することが、合併症予防には重要です。また、かつて高齢者は緩やかな管理で良いとされていましたが、近年の知見では、高齢者であっても厳格に血圧を管理することの有用性が明らかになっています。