■本日のご質問
透析患者は、大腸内視鏡検査を受けてくれる医療機関が少ないという話が耳に入りました。実際は、どうなんでしょうか?もし、検査を受ける場合に、注意しなければならないことを教えてください。
この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!
(匿名でも可能です)
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
皆さん、おはようございます。竹尾内科クリニック:身体と心の診療所、院長の**内科医たけお**と申します。
この放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしたり、医療ニュースの解説などをしています。
質問やリクエストは質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はだいぶ久しぶりになりましたが、質問回答回をやっていきたいと思います。
今日いただいているのは、先月ですね、ちょっとお待たせしましたけれども、先月にいただいているご質問で、**もみじさん**からのご質問になります。
### **【ご質問内容】**
> 「透析患者は大腸内視鏡検査を受けてくれる医療機関が少ないという話が耳に入りました。実際はどうなんでしょうか。もし検査を受ける場合に注意しなければならないことを教えてください」
というリクエストをいただきましたので、こちらに回答していきたいと思います。
### **1. 医療機関の受け入れ状況について**
まず結論から言うと、医療機関が「透析患者さんだから」という理由で断ることはあんまりないんじゃないかなと思うんですけれども、これは地域や、最終的な施設の判断による部分もあるかもしれません。
ただ、普通の方に比べて配慮しなければならないことが多いというのは事実ですので、そのあたりの注意点を解説します。
### **2. 前処置(下剤)の注意点**
大腸カメラは胃カメラと違って、腸の中を綺麗にする「前処置」が非常に大変です。
便を出し切るための下剤(洗腸剤)が必要になりますが、透析患者さんの場合は以下の点に注意が必要です。
* **薬剤の選択:** リンが大量に入っている下剤や、マグネシウムが入っているものは避ける必要があります。
* **脱水リスク:** 下剤で大量に排便する中で脱水になるリスクがあります。透析をされている方は水分の補給や透析スケジュールの調整が必要になることがあります。
### **3. 出血のリスク管理**
透析患者さんは、透析の際に回路内で血が固まらないよう、日常的に抗凝固薬(血をサラサラにする薬)を使用しています。
* **抗凝固薬の影響:** 透析による出血リスクは、大腸カメラに限らずやや高いと言われています。
* **併用薬の確認:** 特に糖尿病などが背景にある方は、心筋梗塞や脳梗塞の予防で**抗血小板薬**を飲んでいることも多いです。
* これらの薬を検査前にどう扱うかは、ガイドラインに沿って消化器内科の先生と事前に決めておく必要があります。
### **4. 身体的な配慮(シャントなど)**
透析患者さんご自身が一番よくご存知かと思いますが、以下のことは徹底してください。
* **シャント側の腕:** シャントがある方の腕で血圧を測らない、点滴をしないといった配慮は必須です。
* **事前の申告:** 医療スタッフに透析中であることを必ず伝えてください。
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**内科医たけお:**
適切な準備と管理があれば、他の方と同じように大腸カメラを受けていただくことは可能です。参考にしていただければ幸いです。
では、最後は恒例の**しんしんじゃんけん**にいきたいと思います。
いきますよ。
**「しんしんじゃんけん、じゃんけん、パー!」**
ということで、今日も幸せな一日でありますように。お相手は内科医のたけおでした。
興味、しんしん!