【なぜZ世代はAIに相談するようになったのか?】
最近、18歳の若者がAIに悩みを相談して親が逮捕される、というニュースが話題になっています。
ネットでは「なぜチャットGPTに相談するの?」と驚く声が多いですが、私はこれをまったく不思議だとは思いません。
むしろ、時代の自然な流れだと感じています。
これは個人商店が淘汰されて、大型ショッピングモールやコンビニが主流になってきた時と酷似しています。
個人商店がどんどん閉まり、大型ショッピングモールやコンビニに置き換わってしまいましたよね。
人と人との距離感の商売が、人と企業に変わり。
安心安全、無害、リスクが無いと判断される企業に集中するようになりました。
AIへの相談は、これとまったく同じ現象です。
親や身近な大人は相談相手ではなくなった。
代わりにAIという「いつでも開いている大型店」に人が流れていったにすぎません。
AIに相談することには、現実の人間には出せない大きな強みがあります。
無料で使えて、24時間いつでも聞いてくれて、批判されることもなく、何を言っても否定されません。
親や先生に話すと「それは間違っている」と言われるかもしれない。でもAIは基本的に話を受け入れてくれます。これは特にZ世代に限らず、誰にとっても魅力的に映るはず。
だから、「AIに相談するのはおかしい」と叱るのは的外れだと思います。
本当に考えるべきは、相談できる人間関係や地域のつながりが、なぜここまで失われてしまったのかということ。
問題の根っこはAIではなく、人と人との距離が広がってしまった社会の変化にあり、たまたまそこにAIというテクノロジーがピッタリニーズに応えている形になっただけだと考えています。