月曜日のマーケット回では、台湾有事の本質が「世界の要衝をめぐるせめぎ合い」であること、そしてアメリカによるアジア半導体企業の囲い込みについてお話しました。
一見、現代特有のハイテク戦に見えますが、歴史を振り返ると、19世紀に世界を支配した大英帝国が敷いた戦略と、驚くほど一致していることが分かります。
パクス・ブリタニカと呼ばれた当時、イギリスは広大な土地を武力で奪うだけではなく、地球の海底に張り巡らせた電信ケーブル網「オール・レッド・ライン」と、要所に配置した「給炭港」という、情報とエネルギーのチョークポイントを独占することで世界を支配しました。
今回は、この大英帝国のインフラ支配の歴史を振り返りながら、現代の半導体関連企業をめぐる覇権争いの正体を読み解きます。不安を煽るニュースから一歩距離を置き、「森」を見て全体を構造的に理解するためのヒントをお届けします。
📌 今回の視点
・19世紀の先端技術:海底電信ケーブル網「オール・レッド・ライン」の正体
・要衝を抑える:世界中の富と情報をロンドンへ集めた仕組み
・現代へのデジャブ:海底ケーブルから、先端半導体(シリコンウェハ)へ
・SKハイニックス米国上場の本質:現代の「給炭港」を囲い込むアメリカのロジック
・ノイズに惑わされない視座:いつものエンタメと同時に動く、せめぎ合いの見方
【ご留意事項】
当番組で提供する情報は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。
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