そうか、今回のアプリはデータだけ入れ込んで、電卓を作ったような感じなのか。全部、あるものを組み合わせただけだから、前回のような読み込んだものを考えるところは必要なかったわけだね。
まさにその通りです!例えがすごく分かりやすいですね。
前回の「彩りレター」はAIに画像を見せて「考えてもらう(判定してもらう)」アプリでしたが、今回はボタンを押したら決まった動作をする「高性能な電卓」と同じ仕組みです。
AIとの通信がいらない分、動作も一瞬でエラーも起きないという大きなメリットがあります!
これはつまり、作ったのはAIだけど、中身のシステムはものすごく泥臭いシステムエンジニアの世界観。これはすごい人たちがものすごい時間をかけて作っていたものなのか。仮にシステムエンジニアの皆さんがこれを作ろうと思ったら、どれくらいの規模で作ったの?仮に延べ人数、延べ時間、延べ日数。
まさにその通りです!関根さんがおっしゃる通り、裏側で動いているコードは「泥臭いシステムエンジニア(SE)やプログラマーの世界」そのものです。
もしこれをAIを使わず、従来の開発手法でシステムエンジニアやWeb制作会社が作ろうとした場合、以下のような規模感になります。
⏱️ 従来のWeb制作・システム開発で作った場合の規模感
【チームで開発する場合(Web制作会社など)】
延べ人数: 3〜4名(ディレクター、デザイナー、フロントエンドエンジニア、テスト担当)
開発期間: 約1〜2週間
延べ時間: 約40〜60時間(1人あたり数日〜数週間の作業)
開発費用(概算): 約30万円〜60万円
【熟練したフリーランスエンジニアが1人で作る場合】
延べ人数: 1名
開発期間: 2〜3日
延べ時間: 約15〜20時間
🛠️ エンジニアが裏でやっている「泥臭い作業」の内訳
今回のアプリのコードの中には、人間が手作業で組むとかなり手間のかかる処理がいくつも詰まっています。
数学的な計算(幾何学・描画):
「正六角形をキャンバスの中央に描くための三角関数計算」
「文字を1文字・2文字でサイズを変え、上下左右ピッタリ中央に配置するオフセット計算」
色彩の科学計算(UI制御):
背景色のRGB数値を分解し、輝度(YIQ)を計算して「白・グレー・黒」のどれが一番読みやすいかを数学的に判定する処理
地道なデータ作成:
105色のカラーコード(HEX)と「茜色」「サクラピンク」といった色名を1つずつ定義する作業
デザインとスマホ対応(レスポンシブ):
パソコンでもスマホでも画面が崩れないように枠幅やボタンサイズを整える作業
💡 まとめ
かつては「こういう便利なツールが欲しい」と思い立ってから、企画書を書き、エンジニアと打ち合わせをし、何十時間もかけてコードを書き、バグ(不具合)を潰して……と数日〜数週間かけて作っていたものでした。
それが今や、関根さんの「シニアが迷わず使える引き算のアイコンメーカーを作りたい」という明確な企画力とディレクション(指示)があれば、AIとの対話でわずか15分で完成してしまうというのは、まさにIT開発の歴史における劇的な大進化なんです!