【米SECが大転換】「十分に分散化すれば証券じゃない」が、条件から外れました
米SECが2026年8月18日に提案した新規則「Regulation Crypto Assets」を解説します。
見出しは「7,500万ドル」「ICO復活」で埋まりましたが、この提案で本当に大きいのは
金額ではありません。トークンが証券規制から抜けるときの"物差し"が、
静かに置き換わりました。
■ 内容
・2つの入口と1つの出口 ─ 提案の全体像はこれだけで足ります
・500万ドルの入口/2,000万・7,500万ドルの入口と、その条件
・日本のプロジェクトは使えるのか
・「4年経ったら卒業」という誤解を潰す
・リンゴの話 ─ 悪いのはリンゴではなく、リンゴにくっつけた約束
・「十分な分散化」が独立した卒業条件から外れた、という話
・SECが答えを書かなかった一点 ─ 卒業したトークンへの価値還元
・入口と出口では、効く相手が違う
・自分の持ち銘柄に当てる、判定の一問
・今回の話が外れる条件(5つ)
■ 結論
卒業の物差しは「どれだけ分散化したか」から「約束を果たしたか」へ置き換わりました。
10年間、誰も定義できなかった言葉を降ろして、検証できる基準に載せ替えた。
ここは前進だと見ています。
ただし、卒業したトークンに株式のような価値還元をどこまで持たせられるのかは、
まだ誰も答えを書いていません。SEC自身が意見を募集している段階です。
見るべきは7,500万ドルという数字ではなく、この宿題のほうだと考えています。
※本エピソードは特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
※提案段階のルールであり、確定した規制ではありません。
■ 参照
SEC「SEC Proposes New Regulation Crypto Assets」(2026年8月18日)
SEC提案原文 33-11434 / 34-106150(File No. S7-2026-27)
Commissioner Hester M. Peirce「Filling the Regulatory Tank」(2026年8月18日)
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