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「何を書くか」では本の成否は決まりません。
出版後どう使うかから逆算した経営者の本だけが、12ヶ月資産になります。これが156冊の出版プロデュース現場で繰り返し目撃してきた事実です。
書店に並ぶ本の多くは刊行から90日以内に棚から消えます。消える本と消えない本の間には、企画段階での設計の差があります。刊行後に書店在庫が短期間で返品に回る本には共通の構造がある。テーマが「著者の話したいこと」から設定されており読者の購買動機と接続されていない。刊行後に「何をするか」が著者自身に決まっておらず本が孤立したコンテンツになっている。出版後のビジネス目標と本の内容が論理的につながっていない。この3つが揃うとき本は刊行日がピークになります。
企画書を書く前に固めるべき3点があります。
1点目は「出版後どのサービスを伸ばすか」。本は何かを売るための入口です。本そのものが商品ではありません。先に「本で何を売るか」を決めると、タイトル・章立て・読者像の全てが自動的に絞られます。
2点目は「出版後90日に何を動かすか」。刊行直後の90日は本の影響力が最も大きい期間です。この窓をどう使うかを企画段階で設計している経営者は少ない。
3点目は「1冊で何を変えたいか」。上場企業との取引が開始されること。融資審査が通ること。採用応募数が変わること。この基準が明確な経営者の企画書は説得力が生まれます。
この3点をA4一枚ずつに書いて固める。それが企画書よりも先にやるべきことです。
出版スクールで5年600万円超を使った経験から気づいたのは、スクールで教わることの多くが「企画書の書き方」「出版社へのアプローチ」「原稿の仕上げ方」であって、「出版後のビジネス設計」はほぼ扱われないという事実です。
スクールにとってのゴールは出版です。本が出た日が成功体験として完結します。出版後に著者のビジネスがどう変わったかはカリキュラムの対象外。結果としてスクール経由で出版した方の中に「本は出たが何も変わらなかった」という経験をした方が一定数存在します。
逆算の3点なしに出版した本は刊行日が最初で最後のピークになります。著者が「さあ活用しよう」と考え始めた頃には、書店の棚から返品されています。
私が18年前に出した1冊目は今も営業ツールとして機能しています。刊行前に「この本を使って何を動かすか」が設計されていたからです。
これから1冊目を出す経営者の方に伝えたいことは1点。企画書の前に3枚の紙を用意してください。1枚目は出版後に伸ばすサービス。2枚目は刊行後90日のアクション計画。3枚目は1冊で何が変わったと言えれば成功か。
この3枚が揃っているとき企画書は書く前から通りやすい構造を持ちます。
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あなたの会社の場合この逆算設計3点をどう設計するか——15分でも話せば方向性は見えます。
法人契約、融資、補助金、テレビ。商業出版の著者になった瞬間に開くドアの話も、その場でお伝えします。
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