「認知症の方」と「薄毛を気にしている男性」。
この二つが同じ言葉で語られたら、あなたはどう感じますか?
先日、蒼心堂さんの講座
「頑張りすぎる前に知っておきたい 心のセルフケア」を受けました。
学びの場でたまたま隣の席になり、ペアワークをご一緒したのがご縁です。
蒼心堂さんは、ご自身の大切な方との別れの経験をもとに、
グリーフケアの活動をされています。
介護のご経験も経て、同じ立場の人に届けたいと、
この講座を開かれました。
講座では、先ほどの二つの人が、どちらも
「喪失体験をしている人」
として語られたのです。
一見ずいぶん違うようでも、
「大切にしていたものが失われていく」
という点では、どちらも喪失。
私は「グリーフ」を、死別の深い悲しみだと思っていました。
でも実際は、
離婚、失業、病気、環境の変化、身体の変化、
今までできていたことができなくなること。
そんな「大切なものを失うこと」に伴う、
心や身体の自然な反応を広く含むそうです。
喪失は、特別な人だけのものではありませんでした。
もう一つ、介護について教わったこと。
喪失を経験しているのは、介護される人だけではありません。
ずっと身近にいた親が、できていたことをできなくなる。
頭では病気や年齢のせいだとわかっていても、
気持ちがすぐにはついていかない。
「自分が知っていた親の姿が、そこにはもうない」
その衝撃もまた、支える側の喪失。
だから、介護する側も、
自分の中の衝撃や悲しさ、戸惑いに気づいて、
自分自身をケアしていいのだと。
私は女性なので、
男性の薄毛が持つ喪失を、深く想像したことがありませんでした。
誰しも自分が経験したことは、想像しやすい。
経験していないことは、意識しないと想像しにくい。
同じ出来事でも、ある人には小さく、
別の人には大きな喪失になることがあります。
私はまだ、とても身近な人との死別を経験していません。
だから、その悲しみをすべてわかるとは言えません。
それでも、
「自分にはまだわからない痛みがある」と知っておくこと。
「この人にとっては、どんな体験なんだろう」と想像しようとすること。
それはできるだろうと思います。
そして自分が揺れたときには、
「こんなに揺れるのは当然なんだ」と知っていること。
「私は何をすると、少しほっとするんだろう」を知っておくこと。
5分でできるセルフケアも教えていただきました。
蒼心堂さんは、現在カウンセリングも募集されています。
何かを失ったような気持ちの中にいる方、
誰かに少し話を聴いてもらいたい方に届けばと思います。
▼蒼心堂さんのアメブロ
https://ameblo.jp/aoishindou/entry-12978882843.html
最近、あなたの中でそっと失われたものはありますか?
それに気づいた自分に、今日、5分だけ、
ほっとする時間をあげてみませんか。
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※世界遺産登録記念、特別近鉄特急に乗った動画はこちらから
https://www.instagram.com/reel/DdhfJ1ITrQi/?stkn=ZjE5bm5vZ2ljZmcy