段落とは、一つの内容について語る部屋のようなもの。
部屋のドアには「しかし」とか「例えば」とかが書いてあり、前の話からの流れが分かるようになっているイメージ。
その部屋の中で語られるものは、ある一つのテーマに沿っています。
文章に関して言えば、もしテーマが2つあるのなら、部屋は2つに分けるべきなのです。
この部屋では何が語られているのか。要点は1つなのです。
そうして次の部屋へ、次の部屋へと。
部屋は一つながり。これが文章というものの特徴。
聞くにしても読むにしても、通常は一方向。一文字ずつです。
部屋に入ったら色々なものがワシャーっとある状態だと、読者は何をそこで見つければいいのか分からなくなります。
気を付けましょう。
この人の文章、分かりやすいなーと思ったら、ちょっと段落構成がどうなっているか見てみてください。
特に入試問題に使われるような文章は、段落構成が秀逸です。
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