電話で会話しているときなど、相手になかなか正確に単語が伝わらなくて困ったことは有りませんか?
音声の会話でなく文字なら、打ち間違えないかぎりキチンと伝わりますが、音声での通信や日常の会話でも、人間の発音が相手に正確に伝わらないときには、あの手この手で伝えようとします。でも時間ばかり過ぎてしまうことも多いのでは?
そんな時に、実はITU(国際電気通信連合)がフォネティックコードというものを制定していて、基本形としての言い方が決まっているのです。
たとえば音の似ているB,D,P,Tなどは
Bravo, Delta, Papa, Tango
のように、なるべく他と区別しやすい、一般用語で表現します。
和文でも
朝日のあ、いろはのい、上野のう、、、など、一通り決められています。
これらは主に無線通信用に決められた経緯があり、私もこれに慣れていたのですが、旅行業界や金融業界などで独自に使われている体系も存在します。特にどの表現を使わなくてはならないということはないのですが、やっぱりこのITUバージョンが簡潔かつわかりやすいのではないかなと思います。
参考リンク:フォネティックコード
https://www.ne.jp/asahi/yokohama/cwl/phonetics.html
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今日のおはよう:ドイツ語
Guten Morgen
グーテンモルゲン
実際の発音は、
グートゥンモホゲン とか
グンモーグン
に近いようにも聞こえます。