今回は前回に話した成人学習の効率を高めるための方法論に続いて、知識を記憶しておく力を高める方法を
知ったかぶり脳科学の側面から深堀りしていきました
00:00 OP
00:30 今回のテーマ
01:14 記憶の種類
07:34 記憶力を高めるには
24:33 エンジニアの開発言語と記憶
26:25 クロージング
# 記憶力を高める
## 記憶の種類
記憶の固定化: 短期記憶から長期記憶に移る過程
短期記憶: 学習から数時間
長期記憶: 学習から1日から生涯保持
(遠隔記憶の一部)遠隔記憶: システムレベルの固定化
短期・長期記憶の一部は海馬に蓄えられる
遠隔記憶は脳の大脳皮質にある側頭葉の側頭連合野に蓄えられる
つまり、遠隔記憶は海馬の記憶障害から切り離される
短期→長期→遠隔はsession storage→IndexDB→RDBのようなイメージ?
## どうやって記憶効率を上げるか?
1. 記憶において睡眠が重要「覚醒時に経験した情報が睡眠中に再生されている」
→ 学習後に安定的な睡眠を行うことで記憶の固定化が促される
2. 記憶は脳の大脳皮質にある側頭葉の側頭連合野に蓄えられる
→ 側頭連合野は五感や、行動動機、心的態度などを統合する
多くの「モダリティ」に働きかけたほうが、記憶が定着しやすい
海馬記憶のうち、何度アクセスされたもの「重要である」と判断
→ 側頭葉に送られて、遠隔記憶として定着する
3. 海馬は加齢やストレスで機能低下する(一方でストレスフリーやエクササイズで神経新生が促進される)
4. 鮮烈な体験により、些細な出来事の記憶が固定化される
→ 些細な出来事と鮮烈な出来事が短い間隔で生じた場合のみ
# 参考
- https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E5%8C%96