2023.12.15金
きょうの話しは
5章「大使の間」から
「モーロ人とは何者なのか?」
というワシントン・アーヴィングさんの考察を読んで
レイコも考察してみました😄。
モーロ人とは?
スペインに入りこんだイスラム教徒のこと。
英語ではムーア人。
711年から1492年までの約800年間がスペインイスラム教時代。
イスラム教の総本山(ダマスクス→バクダット)から離れて
スペインに独自のイスラム文化を花開かせ、そしてレコンキスタ(キリスト教再征服)により衰退していった。
後ウマイヤ朝が置かれたスペインの
コルドバは、当時ヨーロッパで最も優れた文明都市であり、学者も詩人も騎士も皆ヨーロッパ中から留学に来た、そうである。
コルドバのメスキータ(イスラム教寺院)、セビージャのアルカサール(王城)、グラナダのアルハンブラ宮殿は、豪華絢爛「イスラム教スペイン文化」が体現された3大スポット。
またこれらがフラメンコ、にとってもごく重要な場所。
その最後のイスラム王朝、モーロ人の王国がグラナダ。
1492年に落城。
アーヴィングさんが言うには・・・
モーロ人とは?
「800年間もスペインに居ながら
結局ずーっと他所者にすぎなかった」
「レコンキスタ(キリスト教再征服)の後どこに行ってしまったのか、居所がわからない」
「彼らは正式な国もなく、
正式な民族名も持たない」
とのこと。
レイコの感想としては
これではまるで・・・
例えばアトランティス、とか伝説の大陸とか文明みたいじゃないかあ!と思いました。
しかしながら
アルハンブラ宮殿は現前と、いまも遺されていて
グラナダに行けば今も見ることが出来る。
モーロ人
と聞くとこんなにも
興味深く魅力的なのは
その伝説と現実、が入り混じったようなところでしょうか?
きょうは続いて「6 イエズス会図書館」まで読みました。
#アルハンブラ #グラナダ #イエズス会 #フラメンコ #ワシントン・アーヴィング