「す」の神さまからのメッセージー意思
初めに天の意志があった
すー
まるいたましいのようなもの
子宮のようなもの
そこに
すー
息が通った
いってきの
いのちがはじけた
にんげん
になった
声は
足をつたって
地面をはしっていく
どこまでもどこまでも
草が生え
光を受け取り
ひとのあいだをかきわけて
どこまでもどこまでも
言葉がうまれた
感情がうずまいた
理性がしずめた
智と血があらそった
聖と俗がまざりあった
すー
ざわめきのさなかに
ひとはすがすがしい風を聴いた
すー
生きている意味をつかみとるために
あまてら すー
おおみか みー
すーは
天とひとがつながるというあかし
みーは
ひとをとおして
天がかたちになるというたしかさ
すー
目を閉じて
こころの眼をみひらいて
息を
どこまでもどこまでものばしていくとき
わたしたちと
あまてらすが
この地上に
息づいている
「す」は日常の中で、忘れていたことを思い出させてくれます。
すーと息をすこしずつのばしていくと、すべてのくもりと穢れが落ちて、ほんとうのものが見えてきます。
⭐️朗読フリーです。
⭐️音楽「風 響く」 グラバア俊子
⭐️『はじめのはなし』いのうえままり 富山房インターナショナル
#アマテラス #子宮 #呼吸