神輿渡御の際に一番演奏される曲は「投合」です。”なげあい”と読み、締太鼓と鉦が一定のリズムを刻み、大太鼓がアクセントを加え、笛は自由に吹きます。
四丁目という曲に似ていますが、自由度を増して神輿をまさに「はやす」こととなります。テンポも速く演奏され勢いがあります。
この録音は2023年の祭礼の現場で行われました。町内の巡幸から神社に戻ってきた御神輿を神楽殿で迎えたときの演奏です。「宮入り」と呼ばれるこのタイミングは担ぎ手も観覧者も最高潮に盛り上がります。当然、囃子方もテンションが上がりテンポもアップしています。
あまり早くしすぎるとバラバラの演奏になるのではやる気持ちを落ち着かせながら演奏させています。この録音の中段では担ぎ手たちが御神輿を囃子方に対して「差しています」。これは担ぎ手たちが最大の敬意を示していることで、囃子方冥利につきます。
一日の疲れもピークに達しますが、一気に吹き飛んでしまうようです。
神輿が差されると囃子方もそれに呼応するように決まった手を演奏します。太鼓は細かいリズムを刻んでいたのをやめて力強く「天天天天・・・」と打ちます。笛も高音で単調な「ヒーリーリー・・・」と演奏し、この場面を盛り上げるのです。
担ぎ手と囃子方が一体となるすばらしい場面です。
この音を通じて、ぜひ祭りの最高潮をお楽しみください。
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