『越境する対話』をあなたに(12分)
https://stand.fm/episodes/66a567a89f1a70278231530f
stand.fm『よみききの世界』2024.7.28(限定公開)☞2024.8.2(全体公開)
【本書の紹介】
金田卓也・成田喜一郎(2024)『越境する対話』KK reserch
https://x.gd/ZJjuW
本書は、2020年夏、コロナ的状況下に、金田卓也と成田喜一郎がオンラインのZOOMを通して、学問的専門性やアートジャンルの異なる二人が始めた対話の記録です。
そして、その対話は、2024年春まで続き、4回の夏秋冬春の季節を過ごしてきましたが、二人の対話の背景には、ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻など地球規模の越境=戦争が起こっていました。
本書はそうした時代を語るひとつのクロニクル (年代記) でもあります。
具体的な対話では、1章「素人と専門家」から9章「事実と物語」にあるように様々な視点で「境界」の意味を探っていきました。
金田と成田の越境する対話のたどり着いたのは、10章「境界に穴を空ける」にあるように「境界」に穴を空ける試みに向かうことでした。
【あなあきの木のメタファー】
『越境する対話』をあなたに
かの年の 夏に対話を 「あい」そめて
夏秋冬春 十六季「すぐ」
絵と音の 記録を文字に 編み込みて
表紙デザイン 「しお/詩織」るは たくや
何処にも 在庫抱えぬ エコ上梓
コストほぼゼロ できる出版✨
境越え たくやとわれが 「並進」し
あなあきの木の もとに辿り着いた「よ」
寺澤 満春
解題はまだない
わたくしたちの著書を読み合い
語り合えるいつかその日に
並び進めるか、進めぬか
はたまた、その狭間で戸惑うか
原離隔はそのままに
その記憶を記録に残せれば、
それが解題、Mutual Documentation!
成田喜一郎
【本書の目次】
プロローグ
第一章 素人と専門家の境界
第二章 遊びと仕事の境界
第三章 子どもと大人の境界
第四章 想像と現実の境界
第五章 芸術と科学の境界
第六章 異なる文化の境界
第七章 さまざまなメディアの境界
第八章 自分と他人の境界
第九章 事実と物語の境界
第一〇章 境界に穴を空ける
エピローグ
(注1) ひらがなに「振り漢字*」を試みると......
・「あい」そめて:「相/間」初めて
・「すぐ」:過ぐ/直ぐ
・「しお/詩織」る:表紙は、水をたっぷり含ませた水彩絵の具に「塩」をまぶす手法を好む詩人の手による
・辿り着いた「よ」:たどり着いた「よ/世」
*:ひらかなへの「振り漢字」は小林直樹氏(現在フランス)からのご示唆による
(注2) 拡張・深化する「並進」の意味
様々なフィールドや対話を越えつつ、
意味は創発/創成を続けてきました。
並び進む「並進」の意味は、今、
translation /Mutual translation /Mutual Reflection /Mutual Documentation /Mutual Reading /Mutual Care......
https://genkaikyoukaiekkyo.blogspot.com/2023/11/translationmutual-translationmutual.html
(注3) 原離隔とは?
https://holisticeducation2011.blogspot.com/2016/08/2016830.html