8/4は国際ふくろうの日。
発起人の薫さん、ありがとうございます。
※本作は文言の一部をアレンジしております。
原作:『ふくろう奇譚』 奥村薫
https://note.com/kaoruokumura/n/nd36afd6b4f5b
薫さんのスタエフチャンネル
https://stand.fm/channels/61970fbc68a05f77c0e18c25
私は「ふくろう」と言う生き物と、
その名称にとても縁がある者です。
それは、私には2人の息子が居り、
どちらも聴覚障害…つまり難聴を持っているからです。
難聴を持つ人の事を「聾者(ろうじゃ)」と言い、
そう言う方たちを支援してくださる施設の中に「ふくろう」と名付ける所が多いように私は感じています。
ある施設の理事長さんに伺った所、それは
"聾"者と、幸"福"を掛けてらっしゃると教わりました。
つまり「福聾」であると。
元来ふくろうは縁起の良い生き物として幸せの象徴と言われており、ローマ神話やギリシャ神話では知性の象徴として、エジプト神話に於いても予言者として…など、各国で良い事のシンボルです。
そう言った事からこの度参加させて頂きました。
私事ですがこのような音声作品を作ろうとしたのも、友人の縁と子どもたちの事がキッカケであります。
息子はろう重複障害であり、発語を促す必要がありました。
「音の楽しさを伝える為に音を知り、自在に扱えるようになって、興味を持ってもらいたい」
そう考え、変声(声帯模写)や、今回のように音楽や効果音を利用して世界を作り出す事をやり始めました。
また私の家の玄関にはフクロウ…ではないですがミミズクの絵があります。
それだけ大切な存在であります。
冒頭でも述べました通り、本作は薫さんに許可を頂きか私の解釈や描写を文章として加えております。
また純粋な朗読ではなく、音楽や効果音も演出効果として盛り込ませて頂きました。
よって『Rendered by No73(ノナミ)』としました。
とは言え古いスマホ1台で全てを行っており収録環境も劣悪で、尚且つ先に述べた通り大切な家族最優先なので時間もありません。
…が、そんな中で私に出来る事、
私にしか出来ない事。
精一杯やりました。
私が読んで感じた「ふくろう奇譚」は、
神秘さや不可思議さ、マクロとミクロ、夏の日の原風景、昼と夜(光と闇)のコントラストがあると思いました。
とても素敵な本です。
このご縁に心から感謝致します。
※使用した音楽と効果音は全て表示義務の無いフリーサイトからお借りしております。
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