10.27 National BLACK CAT Day
前回のふくろう奇譚からのご縁で
再び参加させて頂きました。
黒猫がたり本文
https://note.com/kaoruokumura/n/n778a7c66518a
薫さんのチャンネル
I'm greatful for you!
前回参加した『ふくろう奇譚』
https://stand.fm/episodes/66ae97b5c9f9285d72bea8f9
『黒猫』と言う存在が福の象徴であると云うのは、この話をやるまで知りませんでした。
それまでは
「黒猫を見たら親指を隠して3歩下がれ」
と、子どもの時に受けた迷信があり。また、
エドガー・アラン・ポーの『黒猫』と云う簡単に言えばホラー小説ですが、その影響もあってだと思います。
それ以外ではドイツの白ワイン【シュバルツカッツ】そしてBUMP OF CHICKENの【K】と言う名曲が浮かぶ程の知識でした。
ですが今回黒猫の事を調べて、
私の見方がアップデートされた事を
特別な存在と知れた事に感謝致します。
さて本を読んで感じたのは、
オトナだけど、
コドモのようにワクワクする様子。
明言されてなくてもそう言ったものがセリフにも行間にあるように感じました。
ですので制作の際も
「遊び心」を大切にして作っています。
何も起きない話と言われておりますが、
【何かの始まり(予兆)】と私は思ってやりました。
やり方はボイスドラマ調です。
登場する声は、
黒川、編集者、ナレーション…。
いやいやもう1人、…1匹?
『黒猫』が居ます。
この子もちゃんと舞台に上げよう。
鳴き声だけじゃなくて、動きも。
…やった事ないけど(笑)
猫については先に述べた通り不勉強で、上手くいったかは分かりません。
演技面ではオトナたちの声は一見、
遊び心と真逆を行く雰囲気に感じるかもしれません。
私はセリフの中に「醸成されたオトナの嗜み」みたいなものを感じ、だからこそ無邪気に、でも淡々と、文筆家らしいセンテンスで表現しているのだと思ったので、敢えて、周りからひとつも需要の無い普通にオジサンな自分を引っ張り出しました。
特に黒川については私の半生と親和性が高く、きっとこう言う佇まいなんだろうなと思いながら家にある服でコーディネートして、着替えて収録しました。
何事もカタチから入る人間です(笑)
今回は文章も全て味わおうと人称しか変えず、曲も「たった1曲のみ」を使用して、そのフリーの曲に合わせるようなカタチで構成しています。
曲を流しながら読む、は皆さんと同じはずです。
黒猫と言えば【タンゴ】…とはならず、
でも似た感じの曲調を持つ
【ワルツ】にしました。
https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play4062.html
これのトラック2を使用しています。
2分ちょっとしかないものを単純にループさせずに歌のAメロBメロサビ…のような観点で編集しており、これも初めての試みです。
ちなみに本作の演出や編集に至ったのは2年前に取り組んだ経験が支柱になっております。
『異端審問』
https://stand.fm/episodes/6396bb4481b61d63f6cdb53e
※ご興味あれば。
人物と黒猫と、そして物語と
一緒にワルツを踊るような。
そんなテイストを感じて頂けたらと思います。
May the BLACK CAT be with you.
黒猫と共に在る生活を、貴方に。
前回ほどの制作時間が確保出来なかったのですが、今のベストを尽くしました。
本作もまたふくろう奇譚同様に、
思い出深い、特別な作品になりました。
聞いてくださった方にも、
そう言う一作になっていければなと願っています。
新しい可能性を見出す機会をくださり。
また、少しでも期待を寄せて頂いた
薫さん、
Cuminさん、
シズちゃんさんとの知遇に、
心から感謝します。
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