薄田泣菫作『男のお産』を朗読しました。
今回は、なんともおっちょこちょいな医者のお話。
詩人で随筆家だった薄田泣菫は、子どもの頃から読書好きで中学を中退すると独学で英語を学んだそう。
泣く菫(すみれ)と書く”泣菫”という洒落た雅号には、泣菫が熱烈なファンだったというアイルランド出身の詩人、オスカー・ワイルドの英詩集の中にある『キーツの墓』に記されていた詩
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いま その墓をおおう糸杉も 葬いのイチイもないが
露にぬれて すすり泣く やさしのスミレが
白骨のうえに織る とわに 花咲く環を
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に深く共感して雅号を決めたのだという秘話(※註)が残されています。
島崎藤村、土井晩翠、与謝野晶子らとも親交があり、”藤村・晩翆時代”後に明治詩壇の頂点を極めたという人気者。
野口雨情、石川啄木と同様、泣菫も新聞社勤めの経歴を持ち、大阪毎日新聞で働いていました。大正5年から毎日新聞に連載していた『茶話』が人気を博したそうです。
浪漫滴る雅号で『男のお産』なんていうインパクトの強いタイトルで滑稽な医者の話を書き残した文豪泣菫は、間違いなく当時の花形スターだったでしょう。
ぜひ、その泣菫の茶話をTAROさんの情緒豊かな朗読とシーンに合わせたオリジナルBGMとともにお楽しみください.。.:*
※註)松浦澄恵著『薄田泣菫』の「キーツの墓(二)」
PV版はこちら.。.:*
https://youtu.be/ZgdM6c2hs5w
Vocal TARO
構成、演奏(Handpan&Kalimba&Mbira&cajon) SONO a.k.a kalimpan
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