「箱男」を映画館で観てきた。
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なんとも不思議な映画である。
この映画は、安部公房が1973年に発表した小説を映画化した物である。
私は、この小説を知らなかった。
どんな小説か興味がある。
映画の最初は、白黒で始まる、ずっと白黒の映画かと思っていたら、途中から
カラーになった。
しかし、ずっと暗めの映画で不思議である。
箱に入って生活をしている男をめぐって色々な事件が起きる。
なぜ、みんなが箱男に興味を持つのかがわからないが、
みんな箱男になりたいようだ。
箱の中からずっと外を眺めて暮らすという行為は、それは確かにおもしろ
そうではある。
人からは、観察していると気づかれずにずっと観察できる。
なんとも、淫靡な感じである。
不思議な映画だった。