ゆるくマイペースに読書感想を述べるだけの番組です。
今回ご紹介するのは、
最首悟『能力で人を分けなくなる日 いのちと価値のあいだ』創元社、2024年4月。
10代向けに発行されているシリーズ、「あいだで考える」というものを知り、手にとってみました。
いのちの価値と優性思想、個人と「場」の関係性…。日本の風土の考え方や、作者のお嬢様のエピソードなどから、人間のいのちそのものに対する問いを深めるような一冊です。
本の中に登場する、聴き手であるティーンズたちの、悩みながらも繰り出す言葉の真摯さも、個人的には驚かされました。
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