武雄大学クリニック川原と心の診療所院長内科医の武雄氏が、2024年11月16日土曜日の早朝に行ったメンバーシップ限定配信の要約です。
主な内容は、医療に関する6つの一般的な誤解についての解説でした:
1. 薬 = 眠くなるという誤解:抗生物質は原則眠くならない。眠気の原因は主に風邪薬に含まれる抗ヒスタミン薬。
2. 薬は食事をしないと飲んではいけないという誤解:多くの薬は食事と関係なく服用可能。
3. 検査は儲けるためにやっているという誤解:特に大病院では検査が多いほど損失になる場合もある。
4. 聴診器 = 肺の音を聞くという誤解:心臓の音を聞く際は深呼吸しないほうが良い。
5. 受診したら薬をもらわないといけないという誤解:必ずしも薬が必要ではない。
6. 検査はやればやるほど良いという誤解:不必要な検査のリスクもある。
また、リスナーからのコメントに対する返答や、放送の評価方法についての提案(5段階評価)などについても触れました。
最後に、抗生物質による下痢の原因について簡単に説明し、良い医師は必ずしも検査を多く行うわけではないことを強調しました。
全体として、医療に関する一般的な誤解を解き、より適切な医療理解を促す内容でした。